神戸のランドマーク S304にて

ミノルタ Dimage S304で撮ったポートタワー、ホテルオークラと六甲の山並み。
F200のポートレートが今ひとつ満足できず、いろいろ物色していたところ、同じミノルタでS304という機種があったことを知りました。特に２大掲示板では画質が絶賛されていて一度試してみたいと思いましたが、時既に遅くS304の流通在庫は無くなっていました。それもそのはず、キタグチさんのページによればあっという間に市場から姿を消した幻の高画質機だそうです。メーカサイトもカタログすら見られない状況でしたが、ミノルタ開発者に聞けのコーナによると、Dimage 5という一眼タイプとレンズ以外は同じコンポーネントで構成されているというモノだそうで、独自sRGBでしか撮れないことなどからもうなずけるものでした。新品がダメなら中古と、ヤフオクで出ていたものを入手しました。

1/1.8型CCDでテレ端F3.6の明るい４倍レンズとポートレート撮影の要件はかなりよさげです。レンズはEDレンズを使ったミノルタGTレンズなのも魅力です。暫く試し撮りしていたのですが、確かにキレイな写真が撮れました。ふわっとしたフォーカスと背景のボケ具合と特にポートレートは非常に良かったです。これらの写真は独自色空間(sRGBより広い)のままですsRGBに変換(縮める)ともう少し色合いが良くになります。
S304のボケ具合

しかし中古カメラのためか、ズーム音が頼りなくフォーカスが良く迷うという状況で、自分にはしっくりきませんでした。また、絞りは2段階であること、色空間の変換は面倒ということで早々道具としての満足度に欠けるため早々に手放しました。今回のことで中古デジカメには慎重になり、実機を確認することにしました。その後何度かソフマップ店頭の中古機を確認していますが、使い込んだデジカメのズームメカ音は結構頼りないものが多いです。私は多分中古カメラは向いていないのかもしれません。

そんな状況で、略同スペックを持つフジF710は未だに気になる存在です。また、意外な穴場としては京セラS3Rがあります。これらは1/1.8クラスの300万画素CCDです。S3Rは3倍ですがF710は4倍ズームです。

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